統合失調症のハハーンと私2
私が幼稚園時代のハハーンの統合失調症の症状は、前の記事でお話した
「近隣や私の幼稚園の先生に悪口を言われる」
恐らく幻覚・幻聴・妄想が症状の急性期だったと思われます。
「アーネのことを先生が悪く言ってるよ」
そうハハーンは私によく言いました。
これだけ聞くと統合失調症の症状はあるものの、娘のことは心配しているように見えるでしょ?
でも、実際はそうでもなかったなぁ~、と私は思っちゃうんです。
イモ(次女)が生まれて間もなかったということもあったんでしょうね。
「アーネは本当にお父さんに顔がそっくりで可愛くない」
「どうして私からアーネみたいな子が生まれたのかわからない」
「イモは私にそっくりで目がパッチリで可愛い」
なんてことを家族の前でゲラゲラ笑いながら話していたんです(;´Д`)
悲しいですよー。
ショックですよー。
あんまり何度もそんなことを言われ続けたもんで、その時の感情はよく覚えてます。
でも当時の私は
(お母さんが私のことで楽しそうに笑ってる、嬉しい)
悲しいとか寂しいよりもそんな気持ちの方が強かったんです。
毎日そんなことを楽しく話していたわけじゃなかったですからね。
時には怒鳴られながら、叩かれながら言われてたことも少なくなかったんですよ。
だからあんなことを言われても「えへへ~」なんて呑気に笑ってました(´-∀-`;)
チッチ(父)も超絶鈍い人だから「ははは(笑)」なんて笑ってましたよ(;´・ω・)
今は私も子供を産んだからハッキリわかります。
自分の子供にそんなこと言うなんて、まともじゃない
育児は大変です。
人によっては時に疎ましく思ってしまうこともあるかもしれません。
でもね、絶対言っちゃいけないと思うんです。
親の言葉の影響力って思っている以上に大きいんじゃないかなって。
もし何らかの勢いで言ってしまっても、すぐに「ごめんね」って本気で謝ってあげてほしいんです。
子育てにマニュアルなんてないから偉そうなことは言えませんが、少なくとも私はそう思うんですよね。
この時のことを思い出すとハハーンのことを「病気だったから仕方ない」って簡単に思えないのが正直な気持ちです。
よく他人に
「アーネのお母さんは好きでそうなったわけじゃない」
「過去は水に流すのよ」
みたいなことを言われるけど、そんなこと言われても「ハハーンの本当の性格」なんて知らないんですよね(;'∀')
水にも流せそうにないです(笑)
こんな愚痴みたいな記事になっちゃったけど、この苦い記憶と向き合いながら上手く生きていけるようになりたいのです(´▽`)